腹式呼吸の誕生!!!二木式腹式呼吸
腹式呼吸の生みの親、その名は・・・
二木健三(ふたきけんぞう)さん!!!
日本で「腹式呼吸」という言葉を用いた最初の人であろうと思います。恐らく・・・
もし違う文献をお持ちの方がおりましたらお教えくださいm(__)m
この二木健三氏は
日本の細菌学者です。歴史学者でもあります。
日本感染症学会(当時は日本伝染病学会)の初代会長で鼠咬症スピロヘータを発見し、日本脳炎の診断法確立するなど、日本の医学界に大きく貢献した人物です。
彼も白隠の著作『夜船閑話』に着想を得て呼吸法を考案。というか白隠の丹田呼吸に医学的エビデンスを付け「腹式呼吸」という名前をラベリングした、という感じかな。
明治44年、彼の講演記録を編纂した「腹式呼吸」という本が出版される。
これでようやく世の中に腹式呼吸という言葉が生まれました。
1912年(大正元年)に出版された現今大家呼吸静座法という本に「腹式呼吸は医学博士二木健三氏が唱導せる処にして、岡田式呼吸静座法と共に~~」という記述があります。それ以前に腹式呼吸という言葉は無かったんですね。
腹式呼吸が出来たのが明治44年というのも驚きですが、このころの文献や本を読むと「健康法」に関する書籍が沢山出版されていて、その健康ブームっぷりにも驚きです。
さていよいよ本題です。
次のページへ
コメント